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Interview

初心をずっと大切に。

2021年入社
アテンド
桒⽊ 千乃
Yukino Kuwaki
⼊社経緯を教えてください。
⾼校生の頃、看護師を目指していたのですが、つまずいてしまって。新宮出身新宮育ちなこともあり、地元でアルバイトをしながらゆっくり就職活動をしようと思っていました。そんなときに、アルバイト先に来店した⽥中社⻑に声をかけていただいたことがきっかけでアスカフューネラルサプライ(以下、「アスカ」)に⼊社しました。
これが⼀度⽬の⼊社経緯です。実は私、二度目の入社で、18歳から2年ほどお世話になった後に⼀度アスカを退職しています。
当時は、上⼿くいかないことがあると「なんでこうなるんだろう」という負の考えから抜け出せず、⾃分の⼒量不⾜や仕事に取り組む姿に嫌気が差しました。会社に行くことも「楽しくない」と感じるようになってしまったのです。アスカの皆さんはとっても可愛がってくださったのですが、このままでは⾃分がだめになってしまいそうで、⼀度離れた⽅が良いんじゃないかなと退職の意思を社⻑にお伝えしました。
それを聞いた社⻑は、⼼底切なそうな顔をしながらも、「お前の⼈⽣や」と温かく前向きに送り出してくださいました。
社⻑やスタッフの皆さんからの温かい⾔葉があったからこそ、「絶対この⼈たちに恥をかかせたくない」、どこに⾏っても「あそこで働いていたからだな」と感⼼していただけるように頑張ろうとずっと思っていました。
退職後は、飲⾷店や携帯ショップ、不動産屋と⾊々な職場で経験を積みました。そんな⽇々を過ごす中で、田中社長から「戻ってこないか」とお声がけいただいて。どうすべきか悩みに悩んだ末、戻らせていただく道を選び、またこうしてアスカで働いているというのが⼆度⽬の⼊社経緯になります。
戻るときは、馴染めないんじゃないかと「出戻り社員 嫌われる」なんてネットでネガティブな検索ばかりしていましたが、そんな⼼配は不要で、やっぱりアスカの皆さんは温かく迎え⼊れてくださりました。
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二度目の入社の前と後、⾃分や会社に変化はありましたか。
ありましたね。18歳で一度アスカに⼊社したことで、アスカが私にとって社会の基準になりました。他の会社で色々な経験を重ねるほど、居心地の良かったアスカと比較してショックを受ける毎⽇でした。
そんな⽇々があったからこそ、改めて「やっぱりアスカは凄かったな」とリスペクトの想いが募りましたね。二度目の入社後は、意識を変えて嫌なことが起きても良い経験だと捉えられるようになりました。
会社の変化としては、業務の担当方法が分業制に変わりました。今、私が担当しているアテンドは、式典のサポート業務に特化しています。以前は、ご葬儀の一連の業務を1〜2人で担当する方法でしたので、働き方の改善の変化を強く実感しています。
⽥中社⻑はどのような⼈ですか。
私はずっと、田中社長は海賊王を⽬指す某アニメの主⼈公のような⼈だなと思っています。無茶なことを⾔うときもあるのですが、みんな社⻑のことが⼤好きなので「よっしゃやるか!」という感じでついていっちゃうんです。成功するとは限らないですが、社⻑についていくとワクワクするんですよね。
「新宮の古き良き⽂化を大切にしながら、新しい風を起こす」という田中社長の姿勢に、私たちができることは、社⻑が決めたことをみんなで形にしていくことです。⾃分や会社が良い⽅向にいくのなら、全⼒で協⼒していこうと思っています。
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ご葬儀のお仕事についてどのような印象を持っていましたか。
中学2年⽣の頃に、アスカで祖⽗のお葬式をあげたことがあるんですよ。⾃宅での家族葬で、何もわからない私たちに当時の担当者さんが本当に丁寧かつ親切に接してくださったんです。 その様⼦を⾒ていた私は、⼦どもながらに「とっても良いお仕事だな」と思っていました。まさか⾃分が同じ仕事をするようになるとは思ってもいませんでしたが、この経験のお陰で仕事内容への覚悟ができましたし、⼊社後のギャップが無かったんだと思います。逆にお葬儀屋さんってこんなに明るいんだというギャップはありましたが。
アスカフューネラルサプライはどのような会社ですか。
ご家族の⽅々とのお打ち合わせでは、故⼈様が何を⼤事にされていたのか、趣味は何だったのか等をお聞きします。その情報をもとに、故⼈様が⼀番楽しく居たときのお写真だったり、訪れた⽅々が故⼈様についてお話しできるようなタネをお葬式の場に仕込んでおくということを⼤切にしています。
例えば習字を習っていた方であれば、作品や筆を⽞関付近いっぱいに飾る等故⼈様らしい送り⽅ができたらなといつも思っています。
またご家族から「ありがとう」「嬉しいよ」というお⾔葉を頂けると、単純ですが頑張って良かったと⼼から思えます。
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働く環境や社内の雰囲気はいかがですか。
新⼈育成の体制整備に向けて、手探りではありますが、少しずつ形が整ってきています。実際、私にも直属の上司の他に新⼊社員が⼀名ついており、私からその新入社員へ仕事の取り組み⽅や考え⽅をたくさん伝えていけたら良いなと思っています。
福利厚⽣では、休みが取りやすい体制を意識して整えてくださっていると感じます。また、女性が働きやすい職場づくりに向けての改善も、前向きに捉えていただいていると感じています。 社内の雰囲気はどんどん明るくなっていますし、先輩たちが私たちが働きやすいよう空気作りをしてくださっているのが伝わってきます。もちろんやるときはビシッとやりますし、意⾒を出すときは気を付けなければならないところもありますが、それ以外のときとのメリハリが良いですね。年齢関係なく想いを伝えらえるような関係性が築けている会社だと思います。コーヒーを飲みながら、今⽇はこんなことがあったよなんて⾔い合ったり、もう⼀つの家族のような感覚です。
アスカフューネラルサプライはどのような⽅が向いていると思いますか。
⼈を思いやる⼼がある⽅が良いのかなと思います。簡単なように聞こえますが、「〇〇さん、今忙しそうだから代わりにやっておこうかな」という⾵に⼩さな思いやりが積み重なれば、組織的にどんどん広がっていくのではないでしょうか。⼈を思いやるという根本が無いと、なかなか働く環境とはマッチしないし、お客様をお送りするときも業務的なお葬式になってしまうんじゃないかなと私は思います。
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今後の⽬標はありますか。
⼈として説得⼒のある社会⼈になりたいです。接客⼀つでも仕草⼀つでも、重みや軸のある社員になることが⽬標ですね。アスカのスタッフ⼀⼈⼀⼈から、良いところを引っ張り出して組み合わせた最高傑作の「なりたい⼈物像」があります。新しくどんどん変わろうとしているアスカの潤滑油として、⾃分が⼒になれたらいいなと思います。
今後新しく入社される方々も、自分という軸を持ちつつ、焦らずに、自分がどうありたいか考えながら価値観を創造していただければと思います。
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